たまずみものがたり

東京多摩地域に住んでる「たまずみ」がおしゃべりします。認知症のじーさん(父)が施設にいます。

いい人生やったばい( ̄ー+ ̄)

我が家のすぐそばに、保育園があります。

子供達の元気な声が良く聞こえます(^_^)

 

子供達は、毎日、いろんな事を覚え成長し、出来る事が増えていきます。

 

一方、認知症のじーさんは毎日、少しずつ、いろんな事を忘れて、

出来ない事が増えていくでしょう。

 

        (まぁ、じーさんは元から出来る事は少ないですが...(+_+))

 

これから先、どうなっていくんだろう....。

(*´Д`)=3ハァ・・・

 

そんな、僕の心配をよそに、

 

じーさん:「おいは体の丈夫かけんちゃんの分まで!

    長生きすっばい!!( ̄ー ̄) ドヤッ!」

      訳:(俺は、体が丈夫だから、妻の分まで長生きするよ、なぁ息子よ)

 

「母の分まで長生きしてねなんて」頼んでない!し...(~_~;)

 

どこまでも、能天気なじーさんです(>_<)

 

じーさんは何も分かってないのです、母が倒れ亡くなってからの

今までの私達の苦労を...。

そして今、現在の苦労を。そしてこれからの苦労を。

 

  (じーさんの世話をしながらの家じまいは、今考えても大変でした、

   そのじーさんは片付けの邪魔するし、ホントにこれ全部片付くのか?と)

 

もし、僕がいなかったら、家じまいはじーさんの兄弟か、母の兄弟とかがする

ハメになってたのかなと思ったりしますが、じ-さんは、まぁそんな事はまず

考えないでしょう。

 

片付け中に、じーさんは「兄弟は何もしてくれんもんね」

と言ってました、自分は兄弟に何もしてやってないくせに、どこまでも誰かに頼ろう

とするじーさんです。

 

母が倒れた時に、僕が東京で離れていたために、母の兄弟が夜中にかけつけて

どれだけ助けてくれたか...。認知症のため、じーさんの記憶の中には、

まったくないでしょうが。

 

じーさんは、実親の介護、世話をしてません。

 

じーさん:「おいは、次男やけん、親の世話はせんで良かもん( ̄ー+ ̄)」

      訳:(俺は次男だから、親の世話は見なくていいんだよ~)

 

などと、のたまってますが、現実に、実親の世話をしたのは、三男です(~_~;)

 

じーさんが、実親の世話をしていたら、もう少しは私達の気持ちが分かったかもしれませんが...(>_<)。

 

 

話しは変わって、じーさんの頭の中の記憶は、じーさんにとって都合のいい感じに変更されているみたいです。

 

じーさん:「母ちゃんと、ケンカとか、一度もしたことはなかよ( ̄∇ ̄)」

      訳:(妻とケンカなど、一度もしたことはないよ)

 

僕の心:「しょっちゅう、ケンカしてたくせに(+_+)」

 

 

そうそう、僕と、僕の奥さんがあきれた、一言があります。

 

じーさん:「母ちゃんは幸せやったと思うよ~( ̄ー+ ̄)」

      訳:(妻は、俺と結婚し、一緒に過ごせて幸せやったと思うよ)

 

僕と、僕の奥さん:「(゚Д゚)ハァ?............。」

 

 

★今日のひとこと★

じーさんは、認知症になってからの方が、性格が穏やかになってます。

逆の方向に行かなくてホントに良かったです。

そうなってたら、もっと世話が大変になってたと思います(´`)=3

 

ちなみに、タイトルの言葉もつぶやいてました(^_^;A

 

また、読んでくださいね~(^-^)/~~~