たまずみものがたり

東京多摩地域に住んでる「たまずみ」がおしゃべりします。認知症のじーさん(父)が施設にいます。

行ってくるばい( ̄ー+ ̄)

じーさん、初デイサービスの日です(^▽^)/

 

じーさんに、持たせるものを小さなナップサックに入れます。

用意するものは....。

 

・昼に飲むクスリ

・もしもの時の替え下着

・ハブラシ、ハミガキ粉

 

じーさんは、着替えも終わり、携帯もベルトに長めのストラップで装着完了!

準備万端で、自分の部屋待機です。

 

デイサービスの車が到着しました!

車を止める所が、我が家のベランダから良く見えるのですぐ分かります。

 

僕:「迎えの車が来たよ~(*゚▽゚)ノ」

 

じーさん:「分かった(^▽^)/」

 

と言って、玄関に移動して、靴を履いています。

「ピンポン~」と玄関のチャイムが鳴りました。

 

スタッフ:「おはようございます!今日からですね~(^o^)ノ 」

 

じーさん:「おはようございます!よろしくお願いします!\(o ̄▽ ̄o)/」

 

   僕:「よろしくお願いします(ᴗ ᴗ)⁾⁾⁾」

 

迎えに来てくれたスタッフの方は、見学の時に来てくれた若い女性の方です。

覚えてないはずですが、やはり女性の人はなんとなく覚える事が出来る

システムが備わってるのかもしれません。じーさんは、なんだか嬉しそうです。

 

スタッフの方:「それじゃ行きましょ~か~(^o^)ノ 」

 

じーさん:「ハイッ!それじゃ美男美女で行ってきま~す!( ̄ー+ ̄)」

 

と、言ってスタッフさんと一緒に行ってしまいました。

認知症なのに、あいかわらず口だけは、達者です.....(^▽^;)

 

じーさん迎えの車に到着です。運転手さんに

 

じーさん:「おはようございます!今日からよろしくお願いします!\(o ̄▽ ̄o)/」

 

大きな声なので、ベランダから良く聞こえます。元気一杯ですね~。

 

我が家に久しぶりに、落ち着いた時間が流れます。

ここまで、長かったなぁ~(´`)=3

 

夕方になりました。

送りの車の到着が、ベランダから見えます。

 

「ピンポン~」と玄関のチャイムが鳴りました。

じーさんのベルトには、家の鍵も結んでいます。スタッフさんにお願いして、

自分で、ドアの鍵を開けさせて下さいと頼んであります。これは、もし家に誰も

いなくても、入れる様にするためです。

 

スタッフの方:「鍵で、ドアを開けて下さいね~」

 

じーさんは、ちゃんとドアを開ける事が出来ました。

 

じーさん:「ただいま!戻りました!( ̄^ ̄)ゞ

 

あいかわらず、自衛隊か!ヾ(・_・`;)ォィォィと言いたくなります。

 

僕:「様子はどうでしたか?」と聞くと

 

スタッフの方:「楽しく過ごされてましたよ(^o^)ノ」

 

とりあえず、問題もなく良かったです(´`)=3

 

いつもの事ながら、どーせ覚えてないと思うけど、聞いてみました。

 

僕:「初めてのデイサービス楽しかった?(*゚▽゚)ノ」

 

じーさん:「ん...そういえばお風呂、

         入れんやったばい...(・_・?) 」

 

僕の心:「ア.ン.タが、風呂は家がいいって言ったんやろ...(>_<)」

 

★今日のひとこと★

特に、不満もなさそうなので、良かったです。

でもなぜ、風呂に入れなかった事は、覚えているんでしょう、不思議です。

本文に、美男美女の部分がありますが、人と話す時は、妙に饒舌になる時があります。

実家じまいをしてる時に、じーさんの知り合いの、おば様から電話がかかってきて

じーさんは、ペラペラ話していました。なぜこんな話になるのかわかりませんが

その時の一言がこれです。

 

じーさん:「おいみたいな、よか男は、めったにおらんばい!( ̄ー+ ̄)」

     訳;(俺みたいな、いい男は、なかなかいないよ~!)

 

(´Д`)ハァ…

 

また、読んでくださいね~(^-^)/~~~