たまずみものがたり

東京多摩地域に住んでる「たまずみ」がおしゃべりします。認知症のじーさん(父)が施設にいます。

知らなさすぎ(>_<)

じーさんは週に3回、相変わらずに元気にデイサービスへ通ってます。

先日も、自称美男のじーさんは送迎車に乗って出かけて行きました。

 

すると、お昼過ぎにデイサービスから電話が....。

 

デイ:「あの~○○さんのお宅ですか、お父様の事でちょっとよろしいでしょうか?」

 

僕の心:(お父様っていつも違和感を感じる...(~_~;)

     そんな事より、とうとう何か迷惑をかけてしまったか...(>_<))

 

デイ:「お父様が髪の毛を切りたいと言われてるんですけど、よろしいでしょうか?」

 

要するに、お金がかかる事なので、確認の電話らしいです。

 

僕:「すみませんあの~、いつも切りに行ってる床屋へ連れていくので、そう伝えてもらっていいですか?」

 

デイ:「承知しました!」

 

僕:「お手数かけてすみませんm(_ _)m」

 

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僕の予想は、こうです。

 

デイサービスに美容師さんが、出張してくる日だった。

じーさんは、それを見てか聞いてか、「自分も、切ってもらえますか」と、スタッフ

さんへ要望。スタッフさんは、それで電話をしてくれたこんな流れだと思います。

 

どうせ、じーさんの頭の中は、

 

「スタッフの人が髪を切ってくれるんだから、料金はコミコミで、お金は

 かからんやろ、それだったら切ってもらった方が、得ばい!( ̄ー+ ̄)」

 

てな、感じだと思います。

 

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デイサービスからじーさんが帰ってきました。

聞いても、覚えてないとは思うんですけど....。

 

僕:「今日、デイサービスから、お父様が髪を切りたいと言われてるんですが

   どうしますか?って電話があったよ」

 

じーさん:「そうそう、一緒に切ってもらおうかと思ってね( ̄∇ ̄)」

 

僕の心:(ホントに、覚えてたのかなぁ(^^;))

 

僕:「その美容師さん、スタッフの人じゃなくて、外部から出張で来てるプロの

   美容師さんで、お金は後で家に請求が来るような仕組みになってるんだよ」

 

じーさん:「そーね、スタッフが切ってくれてるっちゃないとね

      知らんやった~タダじゃなかとね!( ̄ー ̄;)」

 

じーさんは、バツが悪くなったのか、自分の部屋に逃げるように帰還していきました。

 

じーさんは、昔からとってもケチです....(^_^;A

 

 

★今日のひとこと★

じーさんは、いつも自分の都合よく解釈します。

でも、これも今までの色んな手続き全てを、妻まかせにしてきたために、社会のシステムを考えたり、経験する事がなく、あまりに知識が少ないからだと思います。

タイトルに箱入りじーさんと付けてますが、もちろん家の事も妻まかせで、ほとんど何も出来ませんが、どちらかというと、このあまりにも世間知らずな点に重きを置いて付けてます....(+_+)