たまずみものがたり

東京多摩地域に住んでる「たまずみ」がおしゃべりします。認知症のじーさん(父)が施設にいます。

おいは、ちゃんとしとるやろ ( ̄ー+ ̄)

月に一度、ケアマネさんが印鑑をもらいに我が家にやってきます。

 

じーさんは、ケアマネさんとの話で、またまた以下の様なことを言ってました。

 

じーさん:「昔、公民館の役員をしていまして

      私も若い時にお年寄りの世話をしていました。

      順番ですもんね、今は私も年をとりましたので、 

      今度は息子たちに面倒をみもらう番です( ̄∇ ̄)」

 

前にも、ちょっと書いたんですが、これを僕にも良く言います。

 

◆公民館の役員とは

別に偉くもなんともない、地域ボランティアです。○○部長とか肩書がついてました

が、昔の人達は肩書に弱いからつけてくれてるんだと思います。

こんな言い方をすると、ケアマネさんもなんか上の立場の人だったのかと勘違い

してしまいます。

       

◆お年寄りの世話とは

たま~にある公民館のイベントでお手伝いでお年寄りに出す、お弁当を並べてただけ

みたいです(´Д`)ハァ…

結局今の自分を正当化したいだけです。

 

じーさんは、実父母の面倒も見る事もなく、楽~に生きてきたくせに、公民館で

ちょっとお年寄りの世話をしただけでこのもの言いです。

じーさんがケアマネさんに、話している時、僕は何も言いませんでしたが、

普通にそのまま聞くと、ちゃんとした人なんだろうなぁと思うでしょう(´`)=3

 

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実家じまいをしてる時にも....。

 

両親の知人が実家に尋ねてきて、じーさんは、認知症の事がバレない様に

取り繕いながら....。

 

じーさん:「息子が東京に呼んでくれまして、東京に行くことになりました。

      やっぱり、年老いた親を一人で置いとくのは、息子として心配です

      もんね( ̄ー+ ̄)」

 

と、いかにも息子から大事にされている、いい父親を演じる発言をして、その時、

イラッ(`´)」としたのを覚えています。

 

じーさんの自分正当化、そして俺はちゃんとしてるぞと他人に思わせるテクニックは

すごいです。口はうまいのでこうやって生き延びてきたんだと思います。

 

しかし、当たり前ですが、他人は騙せても家族を騙す事はできません。

実際は何も出来ないのが事実ですから⸜( ¯⌓¯ )⸝ヤレヤレ

 

そこで、頭を下げて頼んでくるなら分かりますが、俺はわからんもんねと一言、

僕に言ってその場から立ち去って(逃げて)行きます。

一言いえば、なんでもやってくれると思っている態度がムカつきます。

 

実家を一生懸命片づけている時に、母が亡くなったために色々と郵便物が届きますが、

じーさんは、それをポストから持ってきて、「なんか大事なのが来とるよ」と言って、

内容確認もせずに僕にハイッと渡すのみ。これは認知症になったからとか関係ありませ

ん。昔から書類を見る気など全くありません。

 

この状態で、私は立派な親なんですアピールを他人に一生懸命しても僕の心は離れて

いくばかりです(´`)=3

 

★今日のひとこと★

 

じーさんは、本当は劣等感の塊なんだと思います。

だから、俺は立派な人間だぞ!とアピールをして、自分を保たないといけないんです。

こんな歳になる前に、学ばなきゃいけなかったんですけどねぇ...(>_<)

 

また読んでくださいね~(^-^)/~~~