たまずみものがたり

東京多摩地域に住んでる「たまずみ」がおしゃべりします。認知症のじーさん(父)が施設にいます。

雨降って地固まりそうもない(>_<)

じーさんは、我が家では基本的には、最後にお風呂に入ってもらいます。

それは、じーさんは元々、体を洗ってから湯舟に入る習慣がないからです。

 

でも、どーしても帰宅時間の都合で、じーさんの後になる事があるので、体を洗って

から浴槽に浸かるように、口酸っぱく言ってきたんですが....。

それを無視してるのか、覚えてないのか、体をお湯でちょっと流してから、そのまま

ザパーン!というのが多いので、その度に何度も頼んでました。

 

僕:「体をちゃんと洗ってから、風呂に入ってっていつも頼んでるよね」

 

じーさん:「ちゃんと洗ってから入っとるよ!(*`ー´)」

 

僕:「お湯で流してるだけやん、体全体をせっけんで、洗ってから風呂に入ってよ、

   次の人のためにお湯は、キレイにして欲しいんで」

 

じーさん:「そうね~('-' ) ('-' ) ('-' ) ('-' ) 」

 

僕が、何度もじーさんにお願いしてきたので最近は、簡単に洗ってそうですが、

直接、見た訳じゃないので詳細はわかりませんが...。

 

そして、先日、じーさんは、風呂の中でなにやら独り言を言ってます。

独り言といっても、声が大きいので風呂場のドアの外からでも聞こえます。

 

何を言ってるのかと、思って聞いてたら、とんでもない事を言ってました。

 

じーさん:「年金があるんやけん、

     気を遣う必要はなか\(*`∧´)/」

     訳:(俺には年金があるんだから、息子達家族に気を遣う必要などない!)

 

さすがに、これは見過ごせないので、じーさんが風呂から上がり、部屋に戻った時に

じーさんに言いました。

 

僕:「さっき、風呂場で、年金があるから気を遣う必要なんかない!と言ってたけど

   それは、間違ってるよ!(`´)」

 

じーさん:「聞かれとった~。しもた~!!!!ヽ(;´Д`)ノ

 

僕の心:「まずい事になった、という事は理解してるらしい....(´`)=3」

 

じーさん:「いい機会やけん、ここに座って。おいの話を聞いてくれ!」

     訳:(いい機会だから、座って俺の話をきいてくれ)

 

僕の心:「何を、偉そうに...。人の話はちっとも聞かないくせに」

 

じーさん:「おいも、色々とお前達に気を遣いよるとさ!それを分かって欲しい!」

 

僕の心:「相変わらず。自分の事ばっかり....(´`)=3」

 

 

僕:「じーさんが気を遣ってるのは、分かってるよ!でも生活リズムも習慣も

   まったく違うし、気を遣うのはお互い様!それを、年金があるから

   好きにさせろと言うのはまったくスジが通ってない!(`´)」 

 

僕:「だいたいね、じーさんの世話を好きでやってる訳じゃないとよ!

   じーさんは、一人では生きていけんよね、だから面倒みてるんよ!

   こっちが、今までどれだけじーさんに合わせて世話をしてきたか、

   まったく分かってない!そんなわがままな事を言うなら、

   我が家としては、お金(年金)なんかいらないので、出て行ってくれと

   いう話になるよ!!!(`´)」 

 

じーさん:「.........('-' ) ('-' ) ('-' ) ('-' ) 」 

 

僕の心:(じーさんは、何もなかった事にしようとしてます)

 

★今日のひとこと★

じーさんは、日にちが経てば、この出来事の大半は忘れてしまうと思います。

でもこの出来事で、じーさんの本音が見えました。

そこで私は在る決心をしました....。

 

また読んでくださいね~(^-^)/~~~