たまずみものがたり

東京多摩地域に住んでる「たまずみ」がおしゃべりします。認知症のじーさん(父)が施設にいます。

迷惑はかけてないと思うけどね

年が明けると、いつもの事ながらあっという間に日数が過ぎていきますね(^^)

 

前回のブログで、「あけましておめでとうございます!」と元気に書いたのですが、

じーさんの世話を考えると、「おめでとう!」という気持ちにはあまりなれないと

いうのが正直な所です。

 

年賀状も、40枚ばかり、プリンターで印刷して送りましたが、作るのあまり気乗り

しませ~ん(^▽^)/

 

じーさんが我が家に来たので、親戚用とその他に分けて印刷しなきゃいけないし

ホント面倒です(+_+)

 

 

親戚用には、こちら側の差出人欄に、私と奥さんの名前そして「父 ○○」と

印刷します。

(なーにが、父だよ“o(>ω<)o”イラッ)と思いますが、しょうがありません。

 

じーさんは、結婚してから年賀状など書いたことはないと思います。

全部母が書いていたからです。母は習字が得意でとにかく字が綺麗でした。

息子の僕が言うのもなんですが、あんな綺麗な字を書く人は、今まで見た事が

ありません(*゚▽゚)ノ

 

じーさんは年賀状も何らかの手続き用の書類も全て

 

じーさん:「母ちゃんが字が綺麗かけん、書いといて」

 

と言って逃げてました。

 

それで、社会の仕組みの事も、家の事も何も知らない箱入りじーさんが、

着々と出来上がっていくのです( ̄ー ̄;)

 

そのじーさんですが、実は名前がとても立派なんですよ。

本人の名誉のため実名は書けませんが、立派すぎ!!!!!!

その名前通りなら、ものすごい人格者です。

あまりに名前負けで、涙が出てそしてイラッとします。

もちろん本人には言えませんが...。

 

それからじーさんが、この間こんな事を言ってました。

 

じーさん:「何でも言ってくれ、血を分けた親子やないか( ̄ー+ ̄)」

 

僕の心の中:

(言っても、5分後には何もなかった事になるくせに)

(忘れるから、紙に大きく書いて部屋に貼っても、見ないくせに)

(大体、血を分けたって、表現が気持ち悪い)

(無理して、分けてもらわなくて良かったのに)

(そもそも、認知症になる前から、全然人のいう事聞かないくせに)

 

などなど色々、浮かびますが、何を言っても無駄なので、

 

僕:「分かったよ~(~_~;)」

 

と返すしかないのです(T-T)

 

★今日のひとこと★

 

書き始めたら、グチがダ~~と出てしまいました。

じーさんはホント気楽なもんです。今までトイレの失敗が2回ほどあるのですが、

じーさん:「東京に来てから一度もトイレの失敗はしとらんけんね( ̄ー ̄) ドヤッ!」

  訳:(俺は、東京に来てから、一度もトイレの失敗はしてないからね)


(゚Д゚)ハァ?

 

認知症は、無敵です...(TОT)

 

また読んでくださいね~(^-^)/~~~