5分も経てば、じーさんは、すぐ忘れてしまいます。
前にも、書きましたがじーさんと付き合っていて驚いたのは、どこかに出かけた場合に、出かけた先での、何を食べた、何をしたかの様な一部分を忘れるのではなく、出かけたという行動そのものを忘れてしまっている場合があるという事です。
じーさんは、覚えているフリをするのも上手なので、本当の記憶は、どこまで残っているかも、良く分からないというのが、正直な所ですが...。
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話しは、変わりまして...。
じーさんが、東京に来たばかりの頃。
じーさん:「安か所でよかけん、散髪に連れてって~( ̄^ ̄)ゞ」
と言われ、面倒ではありますが、安い所を探して理髪店に連れて行きました。
散歩にもなるし、我が家から徒歩15分位です。
お店に着きました。先客が3人ほどいました。
20分位待って、じーさんが呼ばれました。
女性の理容師さんなんですが、とにかく化粧が派手で....。
その化粧も、「アナタ、女子プロレスラーですか?」という感じで、
オー('ロ'('ロ'('ロ'('ロ' )!!! びっくりです!!!
じーさん、髪を切ってもらっています。
じーさん:「地元は九州なんですが、息子に呼んでもらってですね、
今は、東京に住んどります( ̄∇ ̄)」
理容師さん:「お父さんは、息子さんに良くしてもらって幸せですね~(^_^)
お父さんが、お金持ちだからじゃないですか~ヽ(´∀`)ノ⌒♪」
椅子で待ってる僕の心:「ない!(T-T)」即答です...(>_<)
じーさん:「('-' ) ('-' ) ('-' ) ('-' ) ('-' ) 返事なし」
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そして、3日前位から、また
じーさん:「安か所でよかけん、散髪に連れてって~( ̄^ ̄)ゞ」
と言い始めました。
自分の髪を切りに行くのにも、気合いがいるのに....。
しょーがないので、晴れてるし、また散歩がてらに連れていくかと、
我が家を出発しました。
じーさんは、相変わらずいつもと同じ話を繰り返しています。
僕は、うんうんと適当に相槌を打ちます。
じーさん:「そういえば、あの化粧の派手か、
ねーちゃんは、おるかね~( ̄∇ ̄)」
訳:「そういえば、あの化粧がとても派手な、理容師の
お姉様は今日も店にいるかねぇ~( ̄ー ̄)ニヤ 」
僕の心:「(゚∇゚ ;)エッ!?、
なんで、覚えとると~~!!!!!!!」
訳:「えっ!!、なぜ、そんな前の事を覚えとるんじゃ~~」
★今日のひとこと★
よほど、以前会った時の化粧のインパクトが強いのか、はたまた、
女性の事のみ、覚える事が出来るシステムになっているのか不明ですが、
なぜか覚えていることが、たまにあります。
結局、強烈な印象や、覚えようとする意志が強いかどうかにもかなり左右
されるみたいですね(*゚▽゚)ノ