たまずみものがたり

東京多摩地域に住んでる「たまずみ」がおしゃべりします。認知症のじーさん(父)が施設にいます。

電池残量10%以下!

 

じーさんは今、認知症グループホームで暮らしています。

じーさんには、auの二つ折りの携帯電話を持たせています。

 

 

元々母が亡くなった時には、じーさんは、ドコモの二つ折り携帯を使っていました。

しかしじーさんを東京の我が家へ連れてくる時にドコモは解約し、僕名義のauの携帯電話を新契約し本人に渡しました。

 

ドコモ解約の理由

 

①我が家は僕が、過去auの関連の仕事を長くしていたという事が理由で、家族全員auです。家族間通話は無料なのでじーさんもauに変更したかった。

 

②ドコモは契約名義がじーさんになっていて、そのまま東京で継続すると、何らかの手続きで本人確認が必要な場合、ドコモショップ認知症じーさん本人を連れて行く必要がある。僕名義のau携帯電話なら、僕一人で手続きが自由に出来る。

 

③じーさんのドコモ携帯は、なぜか支払いがdカード払いになっていて、引き落とし口座も九州の銀行。ドコモ携帯、クレジットカードも全て解約し、口座も僕の口座引き落としにしてシンプルにしたかった。

(しかし、ドコモショップでこちらの方が便利ですよとか言われて、dカード作らされたんでしょうが、本人はクレカの存在すら知らずの状態でした。たぶんクレカがどういうものかも分かっていなかったと思われる)

 

④家族全員のauスマホから、じーさんが行方不明になった時に居場所サーチができるようにしたかった。

 

そんな訳で上記④のauのじーさん居場所サーチの名称は...( ・▽・)⊃

 

「安心ナビ」といいます。

 

東京に連れてきての同居時は、じーさんにとってはまったく見知らぬ土地なのでじーさんが一人でいつのまにか出かけて行方不明になる事が心配で心配で...。

 

じーさん本人が心配というより、周りに迷惑をかけるのではという心配が大きくて、状況によっては大変な事になってしまうので(>_<)

 

この居場所サーチは、外での位置精度は素晴らしいものがありますが、建物内だとこの辺りにいるという位しか分かりません。それでも私達にとってはすごく安心です。

 

もし本人が見つからない場合は調べるのですぐ連絡してくださいとグループホームにも伝えていますが、いまの所は「安心ナビ」の出番はありません(´`)=3

 

それから「安心ナビ」のサービスとして、じーさんのau携帯電話の電池残量が10%より低くなると、家族のスマホにメールで教えてくれるサービスがあります。

 

4日前にも、「じーさんの電池少くなってますよo(^o^)oメール」が飛んできたのでじーさんに電話しました。

 

僕:「もしもし○○○○です」

 

じーさん:「お~!○○○○くんね、元気にしとるよ!( ̄∇ ̄)」

 

(じーさんは、認知症になってから、なぜか僕にくん付けをするようになった、まぁ完全にこちらを頼ってるのに、偉そうに呼び捨てにされるより嬉しいですが)

 

じーさん:「みんな元気やろうもん、みんなによろしく言っといて(* ̄▽ ̄*)ノ"」

 

用事があってこちらから電話しているのにじーさん自分の言いたいことだけ言ってもう電話切りそう....( -_-)

 

僕:「携帯の電池が少ないって連絡があったんで、忘れずに今すぐ充電して!」

 

じーさん:「そ~ね。そっちで分かるとね( ̄ー ̄)」

 

僕:「今すぐ充電ね、お願いね!」

 

じーさん:「分かった、今すぐするよ。プチッ。」

 

これで、充電してという連絡をじーさんにしたのは5、6回目です。

同居してた時は、そこまで毎日充電しなくてもと思ってたのに、認知症が進んだのか今は、あまり充電しないようです。

 

じーさんにとって、携帯電話は通話よりも、いつでも日付、曜日、時間が分かるカレンダーとしての役目が大きいです。

今の所、携帯を毎朝ストラップでズボンに括り付けるというルーチンは大丈夫なのでいいですが、それも難しくなったら紛失の可能性があるので解約ですね。

 

また読んでくださいね~(^-^)/~~~