たまずみものがたり

東京多摩地域に住んでる「たまずみ」がおしゃべりします。認知症のじーさん(父)が施設にいます。

疑ってないです(>_<)

 

前回のブログで以下のような、じーさんの携帯電話の充電切れの話を書きました。

 

 

------前回の内容--------

いざという時のために、じーさんの携帯電話のGPS機能で家族のスマホから

じーさんの居場所が、探せる様にしています。

 

その中の一機能でじーさんの携帯の充電池容量が少なくなると、家族のスマホ

「減ってるよ!」とメッセージ連絡がくるようになっています。

 

最近充電し忘れで、メッセージの頻度が増え、僕がじーさんに電話する事が

多くなったので、ユニット長さんに、ちょっと頼んでみました。

 

僕:「たまにでいいですので、携帯の充電忘れずにしてねと声かけをお願いできませんか」

 

ユニット長さん:「夜、寝る前には必ず声かけしてるので、その時に伝える様にします(^^)」

 

と、快く引き受けて下さいました。

 

これで、もし外で迷子になった時に、電池切れでGPSが使えないなんて事は

ないと思います。

安心しました。ユニット長さんありがとうございます(^▽^)/

 

------ここまで--------

 

しかし、おととい、僕のスマホ

 

「○○さんの電池残量が10%より低くなりました」とのメールが来てました。

 

気付いたのが、寝る前だったので明日じーさんに電話するかと思って就寝( ˘ω˘ )zzz...

 

翌朝、じーさんに電話。

 

僕:「携帯電話、電池が切れかかってるからすぐ充電してね」

 

じーさん:「わかった。いつもありがとう( ̄∇ ̄)」

 

「いつもありがとう」と言ったけど、今まで同じ電話を掛けた事を覚えているのかは

不明です。じーさんは、覚えているフリをするのがとても上手いので....。

 

そして、時間は過ぎその夜.....( ・▽・)⊃

 

グループホームのユニット長さんから電話が、かかってきました。

応対したのは、僕の奥さんです。

 

ユニット長さんは、なぜか僕が朝に、じーさんに充電お願いの電話をした事を知っているようでした。

ユニット長さんが、たまたまじーさんの部屋にいた様です。

 

ユニット長さん:「昨晩、ちゃんと○○さんに充電のお願いをしたので、朝、携帯電話の電池残量を見たら大丈夫だったんですけど、その通知ってリアルタイムなんですか?」

 

奥さん:「はい、電池切れのメールが来たのは、昨日夕方で、気づいたのは寝る前だったんです。」

 

という訳で、以下の流れである事が判明。

 

①夕方の時点で、電池残量は10%以下で僕にメール通知がきた。

②ユニット長さんが、じーさんに充電の声掛け。じーさん就寝。

③僕は電池残量減ったよメールに気付かず、寝る前にやっと知った

③翌朝じーさんへ電話

④電池はしっかり充電されていた

 

ユニット長さんは、特に奥さんに何も言わなかったみたいだけど、

この間僕がお願いした、じーさんへの充電の声かけを、施設側が怠っていると、

疑われる事を心配しての電話だと思います。

 

僕と言えば、たぶん声掛けがあってもじーさんはすぐ忘れるし、

充電し忘れたんだろうなと思ってて、まったく施設を疑ってたりは

してなかったんですけど...(>_<)

 

 

 

以前も一度、別の案件で、ホーム長から施設側が疑われてるのではないかと、

僕に電話がありました。事実はこういう内容なので、施設側には落ち度は

特にありませんとの、説明でした。

 

僕としては、施設から頼まれた内容が、こちらのアクションが必要な話だったので、

今後に向けてちゃんと状況を把握しておこうと、ユニット長さんに詳細を

尋ねただけだったんですが、詳細を尋ねた事が、施設の落ち度だと疑ってるのでは

ないかと思われたみたいで....。

 

僕は、システムエンジニアを長い間してきて、お客さんからのヒアリングは、

たぶんそうだろうという思い込みではなく、詳細までしっかり確認しないと、

後々色々なトラブルになるのを経験しています。

なので、詳しく聞くのが、クセになっているのがいけないのかもしれません。

 

施設側から、僕が疑ってるのではないかと説明の電話があると、

僕は僕で施設から面倒くさい人だなぁと誤解されてるんじゃないかと、

気になってあまりいい気分じゃないんですがね(T-T)

 

多分今まで、家族側からのクレームなどがあって色々と敏感になって

いるんじゃないかと思います。言葉ではうまく伝わらない事も多いし....。

 

その後、ユニット長さんから奥さんが聞いた話

 

ユニット長さん:

「今日、一緒に散歩に行ってきました。散歩に行く前に、お年寄り夫婦で夫より妻が先に亡くなった話がテレビであってて、見てたんですよ。そういう場合、心細くなって亡くなった奥さんに、早く迎えに来てくれと思う人も多いですよね、と歩きながら話しかけたんですよ」

 

すると、じーさんは、

 

じーさん:

「俺は違う!母ちゃんの分まで

長生きしますよ!( ̄ー+ ̄)」

 

と言ったそうです。

 

僕の奥さんの感想....( ・▽・)⊃

 

じーさんは、すぐ自分を良く見せようと、「母ちゃんの分まで」とか、

上手に言葉を使う。

 

素直に、

 

「俺はまだ死にとうなか!長生きするよ!」

 

訳:(俺はまだ、死にたくない!長生きするよ!)

 

と言った方が、好感持てるのに....。

 

「母ちゃんの分まで」と言ってるけど、妻に頼り、迷惑をかけ続けた結果、

ストレスでお母さんの寿命が短くなったかもしれないのに...。

 

と、すぐ美談に仕立てあげるじーさんにご立腹でしたヽ(*`Д´)ノ

 

 

じーさんは、まったく格好良くないのに、すぐ他人に格好良く見せようとします。

それが、とても格好悪いのに。

他人は騙せても、身内は騙せないのに...。

 

奥さんの、そのお気持ちよ~く分かります(+_+)

 

また読んでくださいね~(^-^)/~~~