たまずみものがたり

東京多摩地域に住んでる「たまずみ」がおしゃべりします。認知症のじーさん(父)が施設にいます。

急にお金が必要になります(+_+)

 

X(元twitter)にこんな事を書いてる人がいました。

 

 

 

亡くなった母の口座の解約に銀行に行った。

すると....。

 

銀行:「すみません。口座の解約はたとえご家族の方であっても本人しか出来ません」

????

どういう事?死人を連れてこいと?

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たぶん、この書き込みをした方は、銀行にお母さんが死亡した事を伝えてしまった

ためにお母さんの口座は、凍結してしまったでしょう。

 

詳しくないのですが、凍結すると、相続する人みんなの同意をとったあとで、

色々なかなり面倒な書類をまとめて、やっと凍結解除出来るようです。

相続争いを防ぐために、口座凍結するんでしょうね。

 

なお新聞のお悔み欄を見て、勝手に銀行が口座凍結する事はないようです。

 

親の死亡後に勝手に引き出されては困るからと、兄弟が銀行へ、言葉は悪いけど

密告し、口座凍結する事があると書いてあるのを見た事があります。

 

僕も母が亡くなり、次の日に東京から九州に行き、お通夜、そして次の日に葬式、

葬式後にお寺に行き、ご住職に高いお金を払いました。

(葬式が始まる前に、長男に僕のキャッシュカードを渡して葬式会場近くの郵便局でお寺代をおろしてきてもらいました)

 

もしも、この時に僕が慌てて九州に帰り、それなりのお金が入っている銀行のキャッシュカードはいつも持ち歩いてないので、家に忘れてきてたらどうだったでしょう。

 

(;゚д゚)エエーッ!!!!!!!。忘れた!!!。

 

兄弟のいない僕は、じゃ!母か父の口座からおろすしかない!となります。

 

その時に、必要になるのが暗証番号!

 

でも、うちの場合は、じーさんは認知症

というより、なんと人生上、一度もATMでおろした事がないというツワモノ。

暗証番号って何?という超天然記念物。

 

 

もしそうなってたら万事休すです(>_<)

 

でも実は、僕は母と父がどの口座を持っていて、それぞれの暗証番号が

何かを知っていました....。

 

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遡る事、母が亡くなる4年ほど前。

母から仕事中に電話があり、じーさんがおかしいと....。

いつも通っている道なのに間違えたりすると...。

 

いよいよいざという時を考えなければいけない時が、来たかと

しばらくしてから僕は、九州へちょっと戻りました。

じーさんは、もうその時は特に道の間違いもなく、落ち着いてました。

 

僕は、まず母が先に亡くなったら、何も出来ないじーさんは困るから、

心の中では、もう無理だろうなぁと思いながらも、少しでも家の事を覚える様に

言ったのですが、じーさんは....( ・▽・)⊃

 

じーさん:「母ちゃんより先に死ぬけんよかさ」(嘘つき(  ̄っ ̄))

じーさん:「お前(息子)がおるけんよかさ」

 

と、相変わらずに、自分勝手で、聞く耳もたずで、僕に頼る事しか考えていません。

自分は親の世話など皆無のくせに(#`-_ゝ-)ピキ

 

そして、じーさんは何の役にも立たないので、母と色々と相談し、

母が先に亡くなってしまった時のために、通帳、保険証券等、とにかく大事なものが

入った小さな金庫の置き場所と、そのカギの隠し場所を聞きました。

 

そして、全ての口座とその暗証番号も聞き、色々と忘れない様にスマホのメモ帳に

入力しておきました。

 

そして、母の死後にこのメモが、じーさんに聞いても何も知らないので、非常に

助かりました。

 

そこで、みなさんに是非とも親が健在の内に、いざという時のために暗証番号を

聞いておいて欲しいのです。通帳などは探せば見つかると思うのですが、

暗証番号だけは、書いておかないとわからないので。

 

ただ、一つ問題があります。

 

それは僕には兄弟がいないので、相続争いが起きないからいいのですが、

兄弟がいる場合は、色々と難しいかもしれません。

 

※ちなみに我が家の場合、もし、僕に兄弟がいても相続争いは起きなかったと

思います。争うほど、親はお金を持ってませんでした。持ち家もないし...(^_^;A

 

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それから、僕のスマホに親の口座の暗証番号等をメモしていたと書きましたが、

ちょっとしたエピソードがあります。

 

母が亡くなった日から3週間ほど前(もちろん母が亡くなるなんて思ってもみなかった

時)、auオンラインサイトスマホの機種変更をしたのです。

その時、旧スマホを返却(下取り?)する事も出来たのですが、

なんとなくしなかったのです。

 

そして、母が亡くなった日から3日前、僕はふと(゚_゚).。oO

 

「あっ!暗証番号とか大事なメモを新スマホに移さなきゃ、

良かった~返却してないで」と思い立ち、

 

電話は使えないけど、wifiは使えるので、旧スマホから新スマホ

メモを送信しておきました。

 

そして、3日後に、母は亡くなってしまいました。

 

これが、僕には母からのメッセージの様な気がしてならないのです。

 

「私は、もうあの世に行くから、スマホの大事なデータを新しい方に忘れない様に

移しておきなさい」

 

という...。

 

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★今日のひとこと★

 

母の死後、イオン銀行のキャッシュカードが見つかりました。

母もこれは忘れてたんでしょう。僕も聞いていませんでした。

解約の手続きをした所、残金が数百円だったのでサクッと解約してくれました(T-T)

 

また読んでくださいね~(^-^)/~~~